2011/09/17

綺麗好き

人間は綺麗好き過ぎる。
異物を排除し、忌避することで生きている。
毎日がその取捨選択の行為の連続。
生きる意味が全てそこに集約される。
そして私は排除され、忌避される存在。
生きていることを否定される。
生きている意味を削除される。

2011/09/16

吐き気がする僕の想い



笑っていた。

笑っていた貴方。

笑っていた貴方を愛する僕。

笑っていた貴方を愛する僕を待つ現実。




触れてはいけない。

触れてはいけない貴方。

触れてはいけない貴方を想像する。

触れてはいけない貴方を想像して満たされる僕。





何も知らない。

何も知らない貴方。

何も知らない貴方を見つめる。

何も知らない貴方を見つめる僕。

何も知らない貴方を見つめる僕の歪んだ想い。








愛している。

愛している。

愛している。

愛している。

愛している。

愛している。

愛している。

愛している。

愛している。

愛している。

愛している。

愛している。







誰かに理解されようなどとは思わない





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2011/09/06

苦しく縫いつけられた口先

僕等は決して何も言わない。

求めあう言葉なく、お互い知り過ぎる快感を貪る。

この関係がどんな意味を持つのかを、

今は一生懸命考えないように、

心を殺す。

僕等は仲間で、

親友で、

男同士で、

それ以上の何かはある筈もなければ、

あるべきでもない。

でも、

今、

こうして互いの身体を探り合っている。

いつからだろうか?

形のないものが弾けるように、

酒の力を借りた僕たちは初めて繋がった。

あの時の背徳感と違和感と痛みは、

今でも忘れない。

もともと快感を求めるだけのこの行為に、

あの時心地よさは無かったけど、

もう戻れない場所に到ったという達成感があった。

そして僕等はそのことを喜んでいた。

でも口にすることはできなかった。

だってそれはおかしな関係だから。

初めて繋いだあの時生まれた背徳感は、

回を重ねる毎に大きくなり、

今にも僕等を押しつぶしそう。





誰が肯定してくれるの?

肯定される価値のあることなの?

僕等の我儘なの?

(それでも何故君はこんなに愛おしいの?)

僕等は互いに確かめ合わず、

少しばかり快感を貪る為と僕はひたすら肯定する。

きっとそれもいつかは崩れ去る。

君に触れることですら恐れる日がきっと来る。

でも、

それまでは、

どうかこのまま、

誰も、

気づかないで。








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2011/08/08

『岡山女』

暇なので二冊目。
岩井志麻子はこのくらいの時代ものがやっぱりいい。
このシステム化されて無機質で面白味も無い現代を書いてもなにもそそられない。

『軽蔑』

映画ではなく、小説を読んだ。
中上健次は今まで読んだことなかったし興味もなかったけれど私にはとても読みやすかった。
特にセックスの描写がとても綺麗で生々しく、甘美だけれどいやらしくなくて素敵だった。
終わりにはまだ納得は出来ないけれどそのうちに消化できると思う。
特に好きな部分。
「月があまりに美しいから、汚れたこの世が疎ましくなると、自分は、ひょっとするとあそこの人間で、ここは仮の暮らしなのではないか、と思う。
空に満ち欠けする光る物がかかっている不思議に打たれた時、この世に有り得ない事が起こるという残酷な認識が芽生える。」

2011/08/07

2011/08/07

事実地元の祭りというものに三年ぶりくらいに行った。
その前に祭り以前の話を少し。

地元に帰るということはなんだか神聖な感じがしてちょっと気が引ける。
帰ってもしたかったことと言えば図書館に行って受験生の中で黙々と本を読むこととか、古本屋さんに行くとかそんな些細なことなんだけど毎回欠かさずしている。
古本屋さんって言ってもブックオフだし特に珍しいこともないけど今日は岩井志麻子の『岡山女』を買ってきた。
彼女のせいで岡山のイメージが著しく悪い。
そして昔よく読んでた漫画家さんの本を手にとってなんで私はこれを好んでいたのだろうと
真剣に考えたりしていた。

そして祭りに参加した。
参加というのは少し仰々しい。
カップルの夏の一大イベントの邪魔をした程度だと思う。
屋台とかそういうのも楽しかったけれど八木節踊りを見て初めて愛郷心とかいうものを抱いた。
そこで踊り跳ねる人はみな輝き、私がどれだけ着飾っても彼らには勝てない。
力強く踊る彼らを見てその夜の雨さえもまぁいいかと許した。

テレビの中で泳ぐ金魚

どうして僕じゃなかったの?
なんで僕を選んでくれなかったの?
そんな事なら僕にも出来るのに。
最後まで僕は君の人生に関わることが出来なかった。


僕と君が始めて出会った時のことを暗い独房でずっと考えていた。
僕はやっと出会えたと思ったんだ。
幼い頃に一度だけ見た本物の男に。
それから僕は守られてるなんて勘違いして、
特別だなんてくだらない感情抱いて、
突き放されても必死で縋り付いて、
それでも僕は君を求めた。


そして、あの時のことは今でもまだ考えている。
あの時三重の虹が君にどんな意味を持っていたかは分からない。
でももし僕が君を抱きしめなかったら。
それとも僕が君を全て受け止められていたら。
なにか変わったかな?
そしたら君はまだこの世界にいたのかな。
ロケットに乗って行ってしまうことなんてなかったのかな。
分からない。
総て分からない。
僕はまだここにいるのに。
まだ君を想って息をしているのに。